屋根のトラブルで最も多い例は雨漏りです。雨漏りに関しては、こちらの記事をご参照ください。
今回のテーマは雨漏りと似ているようで異なる症状です。「すが漏り」という言葉を聞いたことはありますか?雪が多い地域にお住いの方にはお馴染みの単語かと思います。
しかし、いざ対策や対応策を具体的に施しているかと問われると、必ずしも万全と答えられる方は多くはないかもしれません。でも安心してください!
本記事では「屋根」「修理」「すが漏り」をキーワードとして、すが漏りについての詳細な解説とともに、信頼できるプロのサポートを提供するお助けサービスについて紹介してまいります。
屋根の修理や点検は住宅メンテナンスにおいて重要度が大変高く、かつ専門性と技術を要求されます。
これから訪れる冬の寒い時期を迎える前に、是非安心の解決法を知っておきましょう!
目次
すが漏りについて
日本の気候には四季があります。日本全国、梅雨や台風、ゲリラ豪雨などの影響で屋根は常に厳しい環境にさらされています。そのなかでも、雪が多い地域の家で特に注意すべき屋根の現象が存在します。
すが漏りです。
屋根のメンテナンスや修理は住宅を長持ちさせるために欠かせないものです。
すが漏りの知識と恐怖を知ることは、屋根の維持を目指すうえで大きな割合を占めるのです。
すが漏りって何?
すが漏りの「すが」は、雪が多い東北地方の方言で、「氷」を意味する言葉とされています。氷や雪が屋根に積もり、それが原因で発生する水漏れのことを、すが漏りと呼びます。
簡単に要約すると、雨漏りの原因が雪である場合には、雨漏りではなく、すが漏りと表現する、ということになります。
すが漏りは、屋根に積もった雪が一度溶けたあとに再度凍結してしまい、それがダムのように雪解け水をせき止め、水が屋根から流れずに留まってしまうことで屋根の排水が妨げられてしまう症状です。溜まっていった水は行き場を失い、屋根材の接合部等から屋根内部に侵入してしまうのです。
すが漏りは寒冷地域・豪雪地帯に起こる現象で、大雪が少なく、年に数回程度しか積もらないような地域、たとえば首都圏などではほぼ発生しません。しかしながら絶対発生しないとは言い切れず、全く対策を立てていないとなるとやはり安心とはいえません。
雪が普段降らない地域でも、冬場の突然の大雪などで、すが漏りを引き起こす可能性はあります。
大雪が降る地域以外にお住まいの方も、ぜひこれを機会に知識と対応策を頭に入れておきましょう。
すが漏りの発生メカニズム
すが漏りが発生するメカニズムを、もう少し具体的にみていきましょう。
要点をまとめると、下記の7つになります。
- 1. 雪が降ることで屋根に積雪が起こる
- 2. 屋内の暖房の熱が屋根表面に伝わる
- 3. それによって積もった雪が少しずつ溶けて水になる
- 4. 外気に触れる軒先あたりで再び冷やされ、氷の塊になる
- 5. 氷の塊がダムのようになり、排水できなくなる
- 6. 水が行き場を失い、どんどん溜まることで屋根材接合部に染み入る
- 7. やがて室内に侵入
つまり、降雪地域の冬の屋根上では「雪」から「水」、「水」から「氷」という変化が起き得るのです。すが漏りが発生する根本の原因がこれです。
すが漏りと雨漏りの違い
一般的に雨漏りは、屋根の破損箇所や劣化した部分から雨水が浸入することを指します。単純に屋根が壊れている、或いは劣化しているということから引き起こされる現象です。
一方、すが漏りは、とくに屋根に破損や劣化といった問題が無かったとしても、発生してしまいます。
すが漏りの場合、漏水箇所が接合部なので、表面などの外見に異常が無くても起こってしまうため、気づきにくいのです。日々の点検はもちろん、自己判断に留まらず、専門家の視点での屋根のチェックが大変重要なのは、このような点からも指摘することができます。
すが漏りが発生しやすい原因
すが漏りが発生しやすい原因として、主に下記の点があげられるでしょう。
- ・新築後10年以上経過している
- ・屋根の勾配が緩い
- ・雪止め金具が設置されている
新築後年数が経つことで屋根が経年劣化すると、屋根のつなぎ目から屋内に雪解け水が浸水しやすくなります。こまめな屋根の点検で、状態を都度把握しておくと安全です。
屋根の勾配が緩いと、雪が落ちにくく、溜まりやすくなってしまいます。逆に勾配が急な屋根だと、雪がある程度積もると自然に滑り落ちてくれるため、屋根に雪が溜まる可能性が低くなります。
雪止め金具を設置していると雪が滑り落ちずに溜まりやすくなるため、すが漏りが起こりやすくなります。雪止め金具は、雪の重みによる雨樋の変形を防止してくれるメリットもありますが、積雪量が多いほどデメリットも生じやすくなるので、注意が必要です。
すが漏りを防ぐ、プロフェッショナルな対策
すが漏りは雪国以外では認知度がそれほど高くないかもしれません。しかし、対策をせず放置してしまえば、建物全体に甚大な影響を及ぼします。
たとえば屋根の防水性能が、経年や悪天候が続くことによって低下することで、ひび割れの発生や屋根材の腐食が進行し、最悪の場合には大規模な修理・建て替えが必要になることもあります。
屋根の専門業者による定期的なメンテナンスを受けることで、これらのリスクを未然に防ぐことが可能です。日ごろから屋根の状態を万全に維持することが、なによりの対策となります。
ではプロに依頼するとなった場合、信頼できる屋根修理業者をどのように見分ければよいのでしょうか。屋根修理やすが漏りの対策に関して、信頼できる専門業者を探すことは簡単ではありません。具体的な注意点を確認しておきましょう。
飛び込み営業はNG
必ず依頼側からアポイントメントを取りましょう。
事前連絡なしに、突然訪問してくる飛び込み営業が多く報告されています。
(※神奈川県警ホームページより)
「すが漏りの可能性があります。至急調査させてください」
「今なら無料で屋根の点検をします。すぐ始めさせてください」
悪徳業者は必要以上にこちらの不安を煽ってきます。また、金銭的に都合の良い内容の文句を言ってきても、それに乗ってはいけません。飛び込み業者の提案がたとえ安価であったとしても、あくまでもこちらから信頼できる業者にお願いしましょう。
徹底した現場調査を受けよう
現場調査をしっかり行う業者を選ぶ必要があります。
プロの目で、実際に屋根の状態を確認してくれる業者を選びましょう。
屋根の現状把握の点でも、きちんとした現場調査で原因を特定することで、本当に必要な修理や対応策が見えてきます。部分的な修理のみで対応できる場合もあるため、様々なサービスを提案できる業者であることも重要です。
見積もりと工事内容の説明を丁寧に聞こう
現場調査を行った後、しっかりとした作業内容の説明を聞きましょう。また、それに合わせた見積もりの説明をしてくれる業者に依頼しましょう。
緊急性を強調して不安を煽り、こちらの確認もなく作業を開始する業者が後を絶ちません。作業内容と見積もりに双方納得したうえで、作業開始となる業者を選ぶようにしましょう。
緊急に対応できるというワードは、あくまで両者の合意があってこその表現です。
しっかりとした信頼関係を業者と築くことが、日ごろの暮らしの安心を支える礎となるのです。
「屋根の修理緊急センター119」が選ばれるワケ
これまでの内容を踏まえて、最もお勧めできるお助けサービスをご紹介いたします。
屋根の修理緊急センター119という、専門家集団です。
お助けサービスという選択肢が念頭になかった方、特に必見です。
お助けサービスの特徴を解説し、なぜ「屋根の修理緊急センター119」が選ばれるのかを見ていきましょう。
迅速かつ丁寧な対応
屋根の修理緊急センター119は24時間365日対応可能なサービスとなっています。
専門知識を持ったスタッフが電話対応を承ります。大雪のため、すが漏りが発生して急な修理が必要になった場合なども、すぐにフォローを受けられるので安心です。
お電話を承ったのち、全国の拠点から最寄りのサービスマンが最短5分でご自宅へお伺いいたします。完備されたコールセンターを誇るサービスならではの、他にはない圧倒的な迅速性は見逃せません。
もちろん定期的な点検に際しても、すぐにお伺いし、ご自宅の屋根の現状を徹底調査いたします。悪天候が続き、すが漏りが不安になった時などに是非ご活用いただきたいサービスです。
屋根の専門家集団
屋根の修理緊急センター119は屋根修理の専門家集団です。
ガルバリウム鋼板、スレート、瓦、トタンなど、あらゆる種類の屋根の修理交換対応が可能です。すが漏りの対策に関して、豊富な経験を持つプロフェッショナルが対応します。
すが漏りはもちろん、瓦の破損、ひび割れ、劣化が原因の雨漏り、湿気による壁紙のはがれ、棟板金のはがれなど、どんな屋根の緊急時にも安心してご連絡いただけます。
現地にてお見積り
屋根の修理緊急センター119は補助金や火災保険にも精通しており、屋根の状況を実地調査し、作業内容を明示してからお見積もりを出します。
きちんとご自宅の状況をプロの目で精査させていただき、補助金や火災保険の申請を踏まえてお見積りいたしますので、少しでも費用面を安くしたい方も安心です。
お見積もりはもちろん無料。調査を踏まえたうえで作業の内容を丁寧にご説明いたしますので、内容に納得してから屋根の修理を開始することができます。
作業が完了しましたら、屋根修理施工箇所をご確認いただき、お見積費用のお支払いとなります。屋根の修理や点検がはじめてで全く流れが分からないという方でも、安心して利用ができ、更に今後の継続的に利用するための信頼関係を築くことができます。
業界最安値
屋根の修理緊急センター119では専門家の目で実地調査を行い、破損・劣化した部分だけを修理します。必要以上の修理のご提案は決していたしません。そのため業界のなかでも低価格を実現し、最低限の費用で済む仕組みとなっています。他社の見積もりで高かった場合なども、お気軽にご相談いただけます。
費用を抑えられることで、日々の点検も安心して依頼ができます。なにか起こった時に慌てるのではなく、日常的に点検をプロに依頼することで、突然の悪天候や災害にも動じない安心・安全な暮らしを実現できるようになるでしょう。
まとめ
すが漏りの実態と危険性ついて、今回はお話させていただきました。
屋根の修理・点検にあたっては、屋根の現状を的確に把握し対応することができる専門的な能力が必要です。とくに雪国にお住いの方は、今回取り上げた「すが漏り」は日常的に意識しなければならないものです。快適な暮らしを続けるためにも、信頼できる専門業者を探す必要があります。
いざ探そうと思っても、いままで具体的な手順や方法がわからなかった方も多いのではないでしょうか。ぜひこれをきっかけに、お助けサービスの利用を選択肢に加えてみませんか。
屋根の修理緊急センター119は高い専門性と豊富な経験があります。事務的な手続きにも精通しており、火災保険や補助金申請にも対応しています。不測の事態で金銭面で不安になっても安心してご連絡ください。すが漏りをはじめ、屋根に関するどんなことでも、ぜひ積極的にお助けサービスを利用してみましょう。